映画『Dr.コトー診療所』を観てきた

おはようございます。

週末、ダンナちゃんと映画『Dr.コトー診療所』を観てきました。

coto-movie.jp

予告を見てからずっと楽しみにしてました。
ドラマが大好きで何度も見ています。すごく盛り上がったりすごく沈んだりするのではなく、静かな波のようなストーリーの中で登場人物と一緒に静かに泣いたり笑ったりするような。問題は起こって解決はするけれどそれはただ日常が戻ってくるということで、ものすごいハッピーエンドになるわけではない、というところが好きです。

好きなドラマの映画化は期待が大きいだけにガッカリすることも多いのですが、これはガッカリするどころか大満足。

特に冒頭が素晴らしく、ドラマが終わってからの時間の流れを自然に感じられるようになっていて、すんなりと話に入っていくことができました。
その後もね、ところどころに「あれからどうなったのかな?」とドラマファンが気になっていたことを教えてくれるような演出がさり気なく入ってたりしてね、何だかたまらなかったですよ。

 

ところで、私はドラマの大ファンですが、ダンナちゃんはスペシャルドラマをちょっと見たことがある程度でほとんど初見。
終わった後で感想を聞いてみると、私とは全く違う視点で観て楽しんでいたことがわかりました。

私はコトー先生と島の人たちの関係性やこれまでの歩みを知っているので、一島民のような気持ちで観ていたのですが、ダンナちゃんはそれを知らないので今回の新キャスト髙橋海人さん演じるハント先生目線で見ていたんだそう。
だから私とダンナちゃんとでは涙する場面が全く違うという面白い結果になりました。

そういうところもすごくいい。

ドラマを見ていた人はもちろん、ドラマを見たことがない人でも楽しめる映画です。